熊本県玉名郡玉東町『半高山(はんこうやま)』からの眺望!

半高山展望台


今回ご紹介するのは、玉名郡玉東町の「半高山」(はんこうやま)です!
半高山は標高294mの小高い山です。(写真は山頂の展望台) 金峰三山の一つ、三ノ岳の半分ほどの高さだから半高山(はんこうやま)と呼ばれているそうです。現在は展望台や駐車場も整備されて公園化されていますが、歴史的には明治10年(1877)に起きた国内最後の内戦「西南戦争」で西郷軍が守備し、明治政府軍との間で壮絶な戦いが繰り広げられたところでもあります。


遠目から撮影した半高山の位置です! 金峰山、ニノ岳、三ノ岳との位置関係は写真の通りです。そんなに高い標高ではありませんが、なかなかの眺望です。この場所の良いところは、何といっても西は有明海や雲仙普賢岳方面、東は鞍岳や阿蘇方面が見渡せるところでしょう!しかも車で簡単にアクセスできます!
西側の風景がこちら!

三ノ岳の麓の向こうに見えているのが雲仙普賢岳です。(写真左側奥) また中央奥には、玉名市横島や長洲町、そして有明海も見て取ることができます。晴れて視界が良く、熊本の周りの山々がよく見えるような日は特におススメです!
そして西側のおススメはもう一つあって、『夕日』です!

この時は19:20頃だったでしょうか?日没時刻を調べて向かいました。やはり、晴れて視界がよく、雲が少ない日がおススメです!
東側の風景がこちら!

写真左に鞍岳(くらだけ)、中央右奥辺りが阿蘇五岳(あそごがく)、右の方に俵山(たわらやま)が見えます。よ~く見ると阿蘇五岳の中の中岳(なかだけ)の噴煙も小さく見えています。
そして東側にもおススメがもう一つあって、『夜景』も見られます。

金峰山や花岡山のように賑やかな感じの夜景ではありませんが、優しく落ち着いた感じの夜景です。ただし、半高山に登っていく道路には外灯がありません。頂上と駐車場付近もです。夜初めて訪れるには難しいと思いますので、一度昼間や夕方の明るいうちに道や周りの状況を確認しながら訪れることをお勧めします。道や状況が十分わかった上で夜は行かれて下さい!見やすいところに車を停めて乗ったまま夜景を見るのもおススメです。(夏は虫、冬は寒さ)
半高山までのアクセス!
地図は載せておきますが、簡単に言うと、上熊本駅の前から崇城大学横、西里駅横と玉名方面へ走っている県道31号線(熊本田原坂線)を進んで、吉次園カフェの手前で左折、そこから2.8km程の所で右折して半高山を登っていきます。

県道31号線(熊本田原坂線)を進み、吉次園さんのいちご狩りの看板と奥の「吉次園カフェ」の間の道を左折します!写真左奥に見えている小高い山が「半高山」です。

この案内板も左折の目印です!

左折して2.8km程進んだらここで右折です! 山の登り口になります。※ここにトイレが新築工事中でしたが、現在は使用できるようになっていました。駐車場は砂利でしたが、水洗で便座も最新式のような立派なものが付いていてキレイでした❣


レンガ色の道をしばらく進むと、カーブミラーの所を大きく左に曲がります!(ヘアピンカーブ)
※この辺りからも風景や夜景が楽しめます!この写真は風景を入れるため上から撮っていますので、登ってくる時は写真右下から上がってきて左に大きく曲がっていくことになります。

頂上に近づくと、レンガ色の道が灰色の舗装道路になります。道幅が少し狭くなります。写真中央に電波塔?のような棒が二本立っている辺りが目指す駐車場です。
※2020年9月に訪れてみると、頂上までの道も広がり、きれいに整備されていました

もうすぐ頂上です。ゆっくり安全運転でいきましょう!

こちらが頂上で桜の頃の駐車場付近です。右にも左にも駐車スペースがあります。トイレもありますが古いので、先ほどの少し下った新築のトイレがおススメです。※頂上付近の道も整備されていました。(下の写真:2020年9月)

桜のスポットでもある半高山公園の桜の様子はこちらの記事でご紹介しています!
桜に誘われて②…半高山公園・げんやま展望公園

吉次園カフェ(KICHIJIEN cafe)

半高山へ行くときの道しるべ的な場所にある『吉次園カフェ』はこちら!

果物狩りなど観光農園として有名な吉次園さんが経営されている直売店とカフェで、今年の9月でまる4年になるそうです!前から気になっていたので訪れてみるととてもきれいで素敵なお店でした!その様子は「吉次園カフェ」の記事でご紹介したいと思います。

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